-
トップページ
-
若者の声
-
たい焼き1
■ 【たい焼き(10代後半男性)の声】 八おき塾に来てから(2023年3月)
僕はもともと進学校として知られる学校に通っていました。そこではやはり勉強が厳しく、さらに強豪として知られるバレーボール部に入っていたため、とても忙しく大変な日々を送っていました。ただ、自分で決めた道というのもあって、一年生のうちは歯を食いしばり、なんとかついていきました。
問題は二年生のときでした。学年が上がりクラスが変わると、僕は友達と呼べる人ができませんでした。一年生のときから話せる友達は少なかったけれど、二年生では完全に浮いてしまい、勉強、部活、クラスの視線とストレスが重なりすぎて、学校に行けなくなってしまったのです。
そして数ヶ月後、通っていた学校を辞めて新しい定時制の学校に行くという決心をしました。その頃はまだ心に余裕があったのか、人生には色々な道があるとポジティブな気持ちになれたのです。入試も問題なく合格し、新しい学校生活が始まりました。学校を辞めた罪悪感など煮え切らない思いがあったものの、普通に通えていたし、ちゃんと友達もできて、一応安定した生活を送っていました。
ところが油断したのか、また勉強や人とのコミュニケーションに力を入れすぎてしまい、いつしか物凄いストレスが溜まっていきました。そのストレスから髪は抜け、頭痛が酷くなり、とても学校に行ける状態ではなくなりました。
そこから一年は地獄でした。何もできない状態で現実逃避をし、親にも言いづらいことが多すぎてズルズルと時間が過ぎていきました。何とか親に尻を叩いてもらいながら、病院に行き、症状も良くなってなんとか学校に行けるくらいには回復したものの、またいつ学校に行けなくなるかわからない状態でした。
そんなときに出会ったのが八おき塾でした。親が半ば無理やりな形で勧めてきたので、仕方なく体験について行きました。仕方なく来たものの、八おき塾には僕に必要なものがあると感じ、まず「人と話す」ことが大事だと気づいた僕は、八おき塾に入ることを決めました。
八おき塾では「自分に足りない何か」を埋めてくれるようなものが沢山ありました。例えば昼食の後、人と話すだけでも自信に繋がるし、コーチに色々相談にのってもらえて、不安を吐き出す場ができたのがとても良かったと思っています。他に話す場所がなかった僕にとって、八おき塾があるだけで日ごろのストレスがだいぶ違うなと感じます。
まだ僕には色々な不安があって、「また学校に行けなくなるかも・・・」と不安になったりもしますが、八おき塾に力を貸してもらって不安を解消できるように精一杯頑張りたいと思っています。
戻る