【レンタルしゃもじ(20代前半男性)の声】 まず決まった時間に起きる事から(2022年9月) 

八おき塾に入塾して3カ月が経ちました。ここで何に取り組み、どんな変化があったのかを振り返ってみたいと思います。

≪八おき塾に通う前≫
高専中退後、高卒認定は取得したものの目指すべき道も無く昼夜逆転の日々を送っていました。月に1~2回、親の紹介で始めたアルバイトに通っていましたが、親の圧を感じて仕方なしに始めたこともあってモチベーションは低く、基本的には家に引きこもっていて将来に不安を感じる日々でした。また、昼間は常に何となく眠くてボーッとした状態でした。

このままではいけないと思い、八おき塾の一日体験に参加しました。他のメンバーやコーチの方と一緒に出荷作業を行い、昼食を作り、みんなで食べ、1分間スピーチで話もしました。それなりの刺激はあったものの、即入塾を決意するまでには至りませんでした。
それから1か月間迷っていたのですが、周りの勧めもあり「人生の方向性に目星をつける為」に入塾を決意しました。

≪入塾してからの変化≫
●生活リズムが改善された。
昼夜逆転が少しずつ解消していきました。生活リズム表を使って行動時間を毎日記録し、どうしたら生活リズムが作れるかをコーチと一緒に考えながら試行錯誤を行いました。
最初は風呂に入る時間や寝る時間の調整が大変でしたが、起きる時間を必ず朝8時にすると決めることで大幅にリズムを改善できることが分かり、それを継続した結果、昼間の中途半端な眠気も無くなりました。
●部屋が片付いた。
環境を整えるという目標の一環で、それまでパソコンやオーディオ機器などの空箱がクローゼットやベッド下に散乱し、溜まっていたゴミ袋を一念発起して片づけ、部屋の物の配置を見直しました。これによって部屋に日光が入りやすくなり、掃除機もかけやすくなりました。さらに、空間が広くなったおかげか以前と比べて一日の時間が長く感じられるようになりました。
●「適量」に慣れてきた。
シフトに入る日は必ず料理を行いますが、レシピには「適量」という言葉が多く始めは戸惑いました。しかし何度も料理をしていくうちに感覚が掴めてきました。
●人と接する機会が増えた。
出荷センターでは必ずコーチや他の受講生と接するので自然と話をする回数も増え、その結果話題を考えることが増えました。一人で家に籠り漫然と生活していたころと比べると大きな変化だと思います。
●面接の仕方・履歴書の書き方が少し分かってきた。
アルバイトをする為に面接や履歴書の書き方の練習を始めました。面接のマナーや質問のパターン、自分をどう表現するのかというコツ?のようなものが分かってきました。

≪今後の目標≫
まだ「人生の方向性に目星を付ける」という目標達成には至っていませんが、以前と比べれば生活に余裕が生まれ、少し積極性が出てきたように感じます。
この調子で現在の生活リズムを継続し、昼間における活動時間を伸ばして英気を養いながら自分のできることを探すのが目標です。

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