【R.U(20代前半男性)の声】取り戻した自信(2020年8月)

福岡わかもの就労プロジェクトに参加して約11ヶ月が立ちました。6月の中旬ごろアルバイトに応募したところ、無事採用されて週4日で働いています。近くのスーパーの惣菜部門に採用されました。初出勤の時は、緊張したり、頭が真っ白になったりもしました。
7月になって、「一人でやってみて」と上司から言われ、やってみることになりました。しかし、油物を揚げる際にビニールの切れ端を一緒に揚げてしまう大きなミスをしてしまいました。落ち込みかけましたがその日の仕事を終えた後、上司の方と会話して「失敗してるってことは仕事している証拠」と言われ、立ち直ることができました。
また、自分なりに仕事を覚えようとExcelを使って仕事の内容リストを作り、褒められました。ですが、いかんせん覚えることがたくさんあり「まだまだ」だなと感じています。また、揚げてる最中にパック詰めなど並行して複数の作業をするので、今の自分ではなかなか慣れることができません。そのため、スピードが遅くほかの方に手伝ってもらいながら、残業する事もありますが頑張っています。

このように現在はアルバイトをやっていますが、やはり出荷センターでの経験が大きかったと思います。出荷センターに通って、良かった事が3つあります。
一つ目は、10年ぐらい他人と話す機会が非常に少なかったため、他人に慣れるのに良かったと思います。受講生やコーチの方と一緒に話をして、打ち解ける事ができました。
二つ目は報連相の練習になりました。アルバイト先で「唐揚げを落としました」と報告できました。「どこどこに置いておきました」と連絡もできます。「今日は雨が降っていますが、減らしますか?」と相談もできます。
三つ目は家族以外で料理の評価をもらえる事で、自信がつきました。「おいしーい」「お金もらえるんじゃない」「こんな手間がかかるのはようできん」等、みんなの言葉が私に自信をくれました。

鳥巣さんとの面談は、「依然と比較して萎縮しなくなった」と自分では感じています。軽く怒鳴られても、どうどうとしている事ができるようになりました。ほとんど落ち込むこともなくなりました。メンタル的に強くなったと感じています。

今後、今のアルバイトはもう半年続けたいと思いますが、この後の進路はまだ固まってません。この後は、専門の勉強をするのか、就職するのか、迷っています。他人より遅れるかもしれませんが、それを受け入れて前に進んでいきたい思います。プロジェクトの方々、色々とありがとうございました。これからもロングコーチングでお会いできると思いますので、よろしくお願いします。
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