【次郎のお母さんの声】 出口がそこにあった(2018年6月)

福岡わかもの就労支援プロジェクト鳥巣さんに出会うまでの道のりが、私達親子にとっては、とても長かったです。

高校卒業、大学進学、あとは自分の道を歩いていくだろうと・・・。ところが、親が引いたレールに乗ったものの前には進めず、じーっと止まったまま。過保護すぎたと気づいた時は、時すでに遅し。
20歳前の若者がずーっと家の中にひきこもり、一人で悶々と悩み続け何も答えが出せず辛かったと思います。朝日と共に起きて、仕事なり、友人と遊んだり談笑したり、または恋をしたり・・・。そんな生活をしてほしい。このままではいけない。そんな時、ネット検索していた私の目に福岡わかもの就労支援プロジェクトのホームページが。初めは大丈夫かなと半信半疑でした。1,2ヶ月と様子を見つつ、若者の声のコーナーを読んでコーチングの力をすごいと感じ、早速鳥巣さんへ連絡を入れて、最初の面談に向かいました。
息子もきっと一人では解決できない、誰かに助けて欲しかった状況だったのでしょう。色々と話をしている時「長くて暗いトンネルの中にずーっといて、出口がわからないんです」と苦しい胸の内を話してくれました。本当に苦しかったんだと・・・。

それからは、毎週一回のコーチングに一人で行き、回を重ねるたびに少しずつですが、以前のような明るさも出てきました。時には、鳥巣さんに色々と注意されたりしたと思います。恥ずかしい話、一人で交通機関にもあまり乗れず、そこからのスタートでしたが、すぐに慣れてきたようです。今ではバイクで通うようにもなりました。すごい度胸がついたと思います。嬉しいことです。次に目標もでき、自ら考え行動する気持ちにもなりました。ありがたい気持ちでいっぱいです。
鳥巣さんの所で、同じ悩みを持つ仲間との会食・行事等、回を増すたびに、人に会う楽しみに変わっていきました。時には、ボランティア活動にも一人で参加してました。
一番は辛くてきつくて久しぶりの根性を試される体験~しまなみ海道サイクリング~。運動不足、肥満気味の体で、皆の足を引っ張りながら、どうにか無事に到着したみたいです。すぐに諦める性格なので、皆の励ましが力になったんだと思います。ここで、達成感も十分に味わった、大きな力になったみたいです。 他にも、色々な貴重な体験をさせていただき、自信を取り戻している現在です。
今は、公務員試験を前に、頑張っている様子。アルバイトも始めて、一日の流れを取り戻してます。コーチングを受けて、本当に良かったと思います。私も肩の荷が少しずつ取れ始めてます。本当に感謝しています。

私たちと同様に悩み苦しんでいらっしゃる方!一回、福岡わかもの就労支援プロジェクトのドアをたたいてみませんか?コーチングの力、すごいです。悩む時間を止めて、少しずつ前へと進む力へと変えてくれますよ。親子で一緒に参加してみて下さい。親は家族会です。「一人では解決できない。誰かの助けが絶対に必要です」これが、私の今の心境です。
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