福岡わかもの就労支援プロジェクト



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  東京都武蔵野市「仕事したい若者、集まれ!」(2017年9月)    

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私は、鳥巣さんのところに行く半年前に長く務めた会社を辞めました。事務の仕事から現場管理の仕事に配置転換があり、アルバイト(私より長く務めている年上)の人を管理する立場になりました。それで、会社に行く事が苦痛になり、最後の方は辞めることしか考えていませんでした。辞めて、とにかくほっとしました。
辞めてしばらくして、ハローワークに通って面接を受けたりしました。ですが、自信がない状態で受かるはずがなく次第に家にこもりがちなりました。働いていない負い目から友達とも交流を避け、昼夜逆転し、いなくなりたいとさえ思っていました。
それでも、この状況から抜け出したいという気持ちだけは残っており脱出する方法がないかインターネットで探していました。起きている間中探しており、逆にそれ以外やりたいと思えることがありませんでした。ご飯がおいしくない、大好きだった本も読みたくない、そんな状況でした。

そこで出会ったのが、福岡わかもの就労支援プロジェクトのホームページでした。卒業生の声を見て、厳しい状況から変われた人がいるのがわかり、藁にもすがる思いで事務所を訪ねました。家族以外の人と久しぶりに話して、現在までの状況を否定することなく聞いてもらえて、少し心が軽くなりました。ただ今のどうしようもない自分が本当に変われるだろうかという半信半疑な気持ちも多少はあったと思います。
その内、筍堀りに誘われましたが、新しい人に会うのが怖く、かなりの勇気が必要でした。ですが行ってみるととても楽しく、皆さん優しくて、あの時断らずに参加して良かったと思いました。このようなイベントを何回か繰り返すことで、知り合いが増え恐怖が薄れていきました。
それでも、どうしても面談に行きたくない日が来ました。約束を守れない、落ち込む、連絡しづらい、逃げる、となりました。やはり変われなかったとさらに落ち込み、悪循環にはまっていました。ですが鳥巣さんが家にひきこもっている私を訪ねてくれ、事務所に再度通えるようになりました。

その後はMOSの資格を取るため、図書館に通い練習しました。外に出るのも嫌だった自分が、目的ができる事により毎日家を出るようになりました。そして、ExcelとPowerPointの資格を取る事により一つ自信がつきました。
その後、面接のため職務経歴書や履歴書を作成し始めました。アピールポイントには書けることがないと思い、まったく進みませんでした。それでも、色々教えてもらいながら、職務経歴書・履歴書を自分で作成する事ができ、これも自信になりました。
面接で失敗して落ち込んでいる時、帰りに事務所に寄らせてもらいました。
たまたま卒業生の方が来られており、色々話させてもらう内、気持ちが軽くなりました。このように仲間がいたことも私にとっては大きかったです。
転機になったのは、面接で自分を良く見せようとするのではなく、一生懸命やることが大事、という事がわかった時です。これを知った時は目からウロコでした。他人に対して自分を作るのではなく、自分がどうするか、これなら私にもできると思いました。
就職が決まった時は拍子抜けするほどあっさりでした。でも、嬉しかった。自分の力で就職できたというのは、かけがえのない経験でした。

現在、仕事に関する知識を少しでも増やすため、資格を取ることを目標として頑張っています。給料に関係してくるのはもちろんですが、今自分に足りない継続する力を付けるためにも、役立っていると思います。何回も失敗していますが少しずつ前に進んでいます。
仕事柄、地名を覚えていると役に立つため、新しい地名を聞いたら覚えるようにしています。このように、今まで見ようとしていなかった流していた情報に目を向けるようにもなりました。
以前は就職がゴールと思っていました。今は自分にできる事があるのが嬉しいし、今の自分に何ができるのか考えるようになりました。もちろん、仕事をしていたら、嫌な事や落ち込む事、悩む事もあります。
でも、毎日が休みで何もない代わりに、得られる事も何もなかったあの日より全然いい。とても苦しかったし二度と戻りたくない。でも決して無駄ではなかったと、通り過ぎた今だから言える事と思います。手を伸ばしてみて良かった。助けてくれる人は必ずいます。失敗してもいい、辞めてもいい、みんな一歩踏み出して欲しい。
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